オリンピックイヤー。
誰もが寝不足になりながら、
勝ちをつかみ取りにいくその瞬間、その気迫に夢中になったことでしょう。
残念ながら睡眠を優先させた私ですが、
フェンシング男子フルーレ団体の準決勝・ドイツ戦はすばらしかった!
フェンシングのルールはまったくわかりません。
どうやら剣先が体に当たると、面がピコピコ光るらしいということは見てとれましたが、
つつきに行くまでの相手との間合いの取り方や飛び込む瞬間が
かつて竹刀でトォーと打ち込んでいた剣道娘の血を騒がせたのかもしれません。
テレビから目を離せませんでした。。。
そして奇跡の残り1秒。
勝ちに向かっての太田選手の一突きは、私の心をきゅっとわしづかみにしました。
「この一瞬」
普段の生活の中では、つい忘れがちですが、
勝ちに限らず、何をもつかみ取りに行く絶好のタイミングを逃さないよう、
強い想いを、いつも持っていたいものです。
そうはいいながら、今年は残念ながら
バーゲンに行く時期を逃してしまいました。
売り場に並ぶイマイチのサンダルを眺めては「ちぇっ...」とひとりごちます。
最近「ほしいな」と思った文庫がことごとく品切れ・重版未定だったり、
車で曲がるべき道を通過してしまったり、タイミングの合わないことばっかり!
こんな間抜けな日々を送りながらも、来週にはまたひとつ、不惑に近づいてしまうわけです。
こればかりは時期を逃さぬように、と大好きな向日葵のハガキで残暑見舞いを書きました。
太陽に向かって咲く花。
背の高い花を見上げた一番の思い出は、もう10年以上も前のことですが、
これは若いときの美しい思い出として。
せせらぎから見上げる空は、今日もすばらしい!!
暑い毎日、元気に過ごしていきたいと思います。
みなさまも、どうぞご自愛を。
【きら】