春遠からじ。
多くの人が使い、私たちの時代にも受け継がれた言葉。
時の流れの分だけ、こめられた思いを深く感じます。
大変な時にはこの言葉!そう信じるしかありません。
それにしても寒いですね。遠からじはわかったから、早く来てよ、春。
この見慣れた冬枯れの景色に見える木々たちの
その硬い樹皮の奥では
芽吹きに向けて充填されたエネルギーがぐんぐん流れているのでしょう。
そう思うと、冬の空気にも力強さが宿るように感じます。
満ち満ちてあふれ出る頃は、もう春。
なんだか今日は詩人です。
寒さに負けて、毎日寝坊をしているように見える詩人ですが、
そう見せかけて実は春に向けてエネルギーを充填しているのです。
なにはともあれ、溜めたエネルギーを脂肪に変えることだけは避けないと...
【きら】