ということで「福祉体験講座」を18日に開催いたしました。
車いすとアイマスクの体験です。
車いすで街に出ました。ちょっとした段差やデコボコも、乗っていると案外おしりに響きます。
坂道もすわったまま斜めになるので、なんとなくこわいです。
それに動かないでじっとしていると、けっこう寒いんですね。特にこの季節は。
ほんの10分くらいの体験でも、感じることはたくさんあります。
アイマスク(目隠し)をして歩く体験もしました。
見えないという不安を少し感じたところで、午後は視覚障害のある人のお話をいろいろ伺います。
街で出会ったとき、私たちはどんな支援ができるのでしょうか。
今日伺ったお話をここで書くと、いつまでたっても終わりませんので割愛しますが、結論は
「その人に聞いてみないとわからない」です。
大事なのは「聞くこと」です。
なにかお手伝いしたほうがよいのか、そうではないのか。
なにをどう手伝えば、そのバリアを越えることができるのか。
「よかれと思って」の勝手な判断はときに相手を困らせることがあります。
それは障害のある人だろうが、家族だろうが同じ。わからなければ「聞くこと」です。
一緒に越えよう、暮らしのバリア。
さて、年の瀬です。
「今年の汚れ、今年のうちに」というコマーシャルがありました。
本来なら、厳かな気持ちで煩悩を108つほど追い出さなければならないところですが、どうやら
煩悩の方もこのだらだらとした器が居心地がよろしいようで、今年も仲良く年を越しそうです。
【きら】