めがね。

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たまには変化を、ということで。

 マイナーチェンジですが、こっそりめがねを変えてみ

ました。顔の一部と歌われただけあって、「あれ、め

がね変えた?」と気づいてくださる方も多いです。しか

し、その奥の顔はあまり見なくてけっこうですので...

 

 

 めがねとは高校時代からのお付き合いです。

 視力は成績とともに急降下しましたので、勉強のしすぎではないことは明らかです。剣道で脳天を

打たれすぎたのではないかと推測しています。なにはともあれ、めがねっ娘となったわけです。

 しかしながら、なかなか似合うめがねに出会えぬまま幾山河...コンタクトの手入れも自信がないし

と、なんとはなしにめがねを買ってはかけていたところ、やっと「今までの中でイチバン似合っている

かも」というお墨付きをいただいたのが。このひとつ前のめがねでした。

 

 さぁ、次を買うのはプレッシャーです。

 「また似合わなくなったね。」と言われて落ち込まないためにはどうしたらよいのか!

 研究に研究を重ねたところ、どうやらフレームの上縁端が少々下がり気味のものが良さそうだ、と

いう結論に達しました。今までの失敗はそこにあったのです。なるほど...20年かけてわかるめがね

との相性。なるほど、奥が深い。(ちっとも深くない)

 

 とはいえ、家ではあまりめがねをかけません。

 見たくないものは、見ずに過ごす。我が家の居間にある、地デジ対応にかこつけて買った大きな

テレビに映る女優さんだって、そこそこ見えているくらいの方が安心なはずです。

 しかし電車の中では必需品です。今年の春あたり、電車が混んでいて自分の本を出すのが面倒

だったので、失礼して、目の前に立っているOLさんの背中越し、一緒に読書をさせていただきまし

た。なかなか面白い本だったので、しばらく楽しませていただき、章と登場人物の名前を覚えて降

車しました。あとで検索してみたところ、本のあたりがついたので購入。今では9月の新作発売が

待たれるほどのファンです。あのときのお姉さん、ありがとう。こんなとき、めがねは大事です。

 かくして、私のめがね探しの旅はまた始まります。

 どこかに落としてくれば、いつか「このめがねの合う人を探しているのですが」と王子様が探しに来

てくれるのでしょうか!                               【きら】