世界の車窓から。

 ではなくて、瀬戸内の車窓から。

 

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5月。

サンライズ瀬戸に乗って、ひとり高知へ旅立ちました。

 

岡山を出て、瀬戸大橋を渡るところ、午前7時頃の景色です。

寝台(個室)の窓は存外広く、特急・南風よりも良い眺めを堪能できたような気がします。

 

22時東京発。

リュックひとつで佇む私が、旅慣れて見えたのか、人が良さそうに見えたのか。いつなくなるやも知れぬ夜行の前で「シャッター押してもらえますか」と2度ほど。わかります、鉄ちゃんじゃなくても、夜行の旅は心はやるものですね。私もはやる心と買い込むお菓子の量を(もちろんお酒の量も)おさえ、本をお供に乗り込みました。

さようなら、私の故郷・東京。また会う日まで...(それは明後日)

 

ちょうどよい揺られ具合が効いて、日付が変わる前に沈没。車掌さんが検札に来たかもしれないのですが、残念ながら気付くことはありませんでした。ごめんなさい、でもタダ乗りではありませんのでご安心を。途中、米原で目を覚ましたのもつかの間、車内放送で岡山と聞こえてきた、そんな頃の写真です。

 

 

 

坂出で特急・しまんとに乗り換え、山を越えれば、そこは今をときめく龍馬の故郷・土佐でございます。

 

 

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喫茶店で頼んだカフェラテもこんな感じ。

まっこと、久しぶりじゃのぅ、龍馬。

 

 

慌ただしい旅の大半は法事に費やされたわけですが、こうして何年かに1度、高知の空気を吸うと、ほっとします。住んだことはありませんが、なんとなくそんな感じがするから不思議ですね。ときどき南国系の顔ですね、と言われるのもそのせいでしょうか。

 

 

せせらぎからお送りした「世界の車窓から」...ではなくて「瀬戸内の車窓から」。いかがでしたか。

 

土佐といえばこのセリフ。

 

なめたらいかんぜよ。

 

でお別れしたいと思います。それではみなさん、ごきげんよう。

 

                    【きら】