3月22日の開花から11日目、幡ヶ谷駅からせせらぎ
(ボランティアセンター)へ向かう緑道の「さくら」は
ようやく八分咲き、お花見ができるまでになりました。
長きにわたり地域の皆さんに感動を与え、また愛され育
まれてきました。
今年の干支は「寅」、そして「さくら」と言えば、国民的
映画「男はつらいよ」を思い出します。
寅次郎・・なぁ~さくら、随分見ないうち年取ったなあ。でもさすが俺の妹、こんなに綺麗に咲いて
みんなに喜んでもらっているじゃないか。
「は~るが来た、は~るが来た、どこに来た~♪」
久しぶりに会えて嬉しいね。
さくら・・久しぶりって、今どこにいるの、また旅に出たきり帰って来ないじゃない。
みんな心配してるのよ!
寅次郎・・帰れないんだよ!行き先間違えて、天国へ行っちまったよ。
でもいつも空から「さくら」を見守っているから、元気で俺の分まで長生きしてくれよ。
さくら・・お兄ちゃん、ありがとう。みんなに少しでも勇気や希望を与えたいので、これからも
大空いっぱい花を咲かせなくちゃ~ね!お兄ちゃんも新天地でいい人見つけてね。
寅次郎・・地域の皆さん!!「さくら」を末永く可愛がってください。老樹で肌の荒れがチョッと
気になりますが、まだまだきれいな花を咲かせます。よろしくお頼み申し上げます。
こんなやり取りが聞こえてくるようです。
もうすぐ満開、そして綺麗に光輝き散る花弁まで精一杯楽しみたいと思います。
さあ!春爛漫の4月、気持ちを新たに出発です。
【たかⅠ】